2010年03月12日

遊び駒とは一緒に遊ぶべきか否か・・・

第13期狼将棋リーグ優勝決定戦。前回の12期では優勝を目前にして敗れており、また一度リーグ本戦で敗れている安倍さんが相手なので、否が応でも気持ちが高ぶっていました。

戦型はまさかの相振り飛車。安倍さんは居飛車党で、相振りは私が最も得意とするフィールドであり、安倍さんが飛車を振らなければ絶対この戦型にはならないのですが、リーグでぶつけてくるあたり安倍さんの未知の領域に挑戦しようとする意思が感じられます。

それでも序盤は互角どころか私の方がやや不利となってしまいました。



上図は▲6七銀と打った手に対して△5七飛成と強行してきたところです。本譜はこの後、▲同金△同桂成▲7六銀となり、さらにその次の△5六銀が少し重たかったらしく、また▲3二飛の攻防の手で辛うじて凌いだりして何とか勝つことが出来ました。

感想戦では△5七飛成が少し乱暴すぎで△5二飛とじっくり引いておいて後手良しという結論になりましたが、この変化でもまだまだ後手優勢だったようです。△5七龍以下、本譜と同じく▲同金△同桂成▲7六銀の後、△5六成桂とするのが良いようです。次の△6六成桂がすこぶる厳しく、しかもそれを防ぐ適当な受けがありません。



7六の銀や7七の角はいわゆる遊び駒で、これに触らずに勝てるならそれが一番良いのですが、この場合すぐに攻めの主力である8八の飛車にも当たってくるので、まさに絶好のB面攻撃(玉を攻めずに攻め駒を攻める)になっています。

ただ相手にしなくてもいい遊び駒を相手にしたため手負けしたなんてことも頻繁に起こる(むしろそっちの方が多い?)ことなので、玉の囲いや攻め駒の戦力を総合的に判断して決めないといけませんね。

何はともあれ、リーグ戦初優勝。ここまで来るのに長かった・・・。次回のリーグ戦も楽しんで指していきましょー。

ラベル:将棋 リーグ戦
posted by きらり at 23:21| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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